アメリカ向け代替ルート
アメリカ向け航路は様々な影響を受けやすく、安定的な輸送が課題となることがございますが、セイノーロジックスでは新たな選択肢としてユニークな輸送ルートをご用意しております。
長年、アメリカ向けの混載輸送に注力してきたセイノーロジックスは、東海岸ニューヨーク向けの代替ルートとして、西海岸ロサンゼルス港経由の内陸IPI輸送(※)をご提案しています。
安定した輸送のための新たな選択肢としてぜひご検討ください。
※IPI:Interior Points Intermodalの略で、アメリカ西海岸まで海上輸送し、内陸まで鉄道やトラックで輸送を行う海陸複合輸送のことです。
その手があったか、ニューヨーク!
アメリカ西岸経由 東岸向けルート
欧米向けの海上輸送に欠かせない「パナマ運河」と「スエズ運河」が今、同時に混乱に直面しています。パナマ運河は干ばつの影響で喫水制限を強化、スエズ運河周辺および紅海では貨物船への襲撃事件が相次いでいます。
これによりアメリカ東海岸向けの輸送が大きな影響を受けており、スエズ運河経由では南アフリカの喜望峰を回るルートに変更されたために輸送遅延が続いています。
そこで、東海岸ニューヨーク向けの海上混載ルートとして、西海岸ロサンゼルス港経由の内陸IPI輸送をご提供しております。
スケジュール検索はこちらから。
従来のパナマ運河経由と遜色ない輸送日数
ロサンゼルス港に到着後、最短で48時間以内にデバン作業を行い、CFS倉庫との連携で広大なオフドックRail YardでのIN-GATEからの接続がスムーズに行われています。ロサンゼルスからニューヨークへは週に複数本の53フィート混載コンテナを仕立て、迅速な接続で鉄道輸送を行います。
日本出港後、ニューヨーク到着まで35-40日程度で輸送が可能で、従来のパナマ経由ルートと比較しても輸送日数に遜色がありません。
普通品貨物だけでなく、引越し貨物や危険品貨物もロサンゼルス経由で輸送可能です。
2大運河経由All Waterサービスとのリスク分散
世界の航路状況が刻々と変わっており、従来FCLでパナマ運河経由アメリカ東海岸向けに出荷されてきた貨物を複数のAll Waterサービスに分割輸送する荷主様が増えています。
リスク分散のもう一つの選択肢として、小口混載輸送でのロサンゼルス経由内陸IPIサービスもご利用ください。
セイノーロジックスならではのサポート体制
ロサンゼルスでのセイノーロジックスの強みは、長年にわたる駐在員を中心とした代理店や倉庫との緊密な連携にあり、現地でのサポート体制も万全です。また、ニューヨーク向けを含むロサンゼルス発のIPI輸送の混載ネットワークは全米70カ所に展開しておりますが、内陸最終仕向地までのETAはスケジュール検索画面で確認可能で、輸送トレースもWEBでご確認いただけます。現地駐在員、担当営業、カスタマーサービス、サクセスチームが一丸となり、アメリカ向けの混載輸送をサポートいたします。
大口貨物もお問い合わせを
混載という輸送形態のため、FCLの物量を一度に運ぶことはできませんが、分散出荷される場合には荷姿や重量など貨物状態に合わせて対応可能です。まずはお気軽にご相談ください。